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病院の案内:私たちの病院をご案内します。院内施設や診療をサポートする部門の紹介、病院からのお知らせなどが掲載されています。
活動報告
リスクマネジメント

平成11年に大学病院において、手術予定の患者を取り違え、それぞれ目的以外の手術が行われるという医療事故が発生して以来、日本の医療安全が大きく問われています。医療安全は医療の質の根幹を成すもっとも重要な課題です。 当院では平成13年より医療安全管理対策委員会を設置しました。そのもとで平成15年リスクマネジメント部会が発足。現在は、医療安全管理室が設置されて、組織横断的に医療安全活動を行っています。

重大事故がひとつ起こる影には、30件のアクシデント、またその影には300件のインシデントが潜んでいるといわれています。
リスクマネジメントの基本は、インシデント・アクシデントの報告にありますが、医療事故撲滅の鍵は、医療従事者がインシデントの時点で、どれだけ報告するかにかかっています。
そのため福井厚生病院では、インシデントを報告書として提出するよう、患者さまに携わるすべての職員への周知徹底に努めています。

その報告書を基に医療安全管理室では、医療安全管理者が中心となって、提供情報の分析、具体策案の検討・実施、職員の教育、改善後の再評価を行っています。また、提出された報告を現場へフィードバックし、職員の医療安全への意識が向上するように取り組んでいます。



アクシデントってどんなこと?

過失に基づくものばかりでなく不可抗力によるものも含め、医療が行われる過程において発生したすべての有害事象であり、医療行為に関係なく患者さまが院内を歩行中に転倒し負傷した事例も、また医療従事者の被害(自分自身に誤って注射針を刺して受傷した場合など)も含まれます。


インシデントって何?

インシデントとは、思いがけない出来事「偶発事象」で、これに対して適切な処理が行われないと事故となる可能性のある事象です 。当院ではこれを「ヒヤリハット」と呼んでいます。



院内感染防止対策

院内感染とは、広い意味では院内で発症した感染症を指しますが、普通は様々な病気を患っている患者さまが、病院で検査・治療・ケアなどをうけて感染症の病気にかかる事を指し、患者さまだけではなく病院職員も感染を被る事があります。

感染症は人体の内部に常在する微生物や、体外から進入した病原微生物から発症します。体内に侵入した微生物がすべて感染症を発症することはないですが、病原微生物と生体との関係で病気に進行します。抵抗力の弱い患者さまが多く集まる病院などの医療機関では、集団的に発症する危険性が高いため、院内感染対策を講じて院内発症を未然に防ぐ努力を行っています。

病院には院内感染防止対策として委員会の設置が義務付けられています。当院では平成7年に院内感染防止対策委員会を発足させました。そこでは毎月各病棟における感染症の状況を、症状や各種検体からの細菌培養成績・ウィルス情報を基に正確な把握をし、院内感染の予防および院内感染発生時の適切な対策を講じることを最大の目的としています。その目的を達成するべく、感染管理資格医師(Infection Control Doctor:略してICD)を中心とした実働チーム(Infection Control Team:略してICT)を設け、適宜病棟巡回をおこなっております。

ICTって?

院内感染防止対策委員会のもと実働的な活動を行なう院内感染対策チーム(Infection Control Team:インフェクションコントロール)のことをいいます。当院のICTは、感染管理認定医師を中心に看護師、薬剤師、臨床検査技師が協力し、互いの専門分野を活かしながらチームで 患者さまや職員を感染から守る活動をしています。


NST(栄養サポートチーム)

NST(Nutrition Support Team)とは、患者さま一人一人の病気に対して、適切な栄養管理を行う栄養サポートチームのことです。専門スタッフがそれぞれの知識や技術を出し合い、患者さまの栄養や体調の管理・分析・判定を行います。そのうえで、その患者さまにとって最もふさわしい栄養管理・全身管理方法を示し、患者さまの早期回復・早期治癒、そして社会復帰を目指しています。


栄養サポートの必要性

栄養状態が悪くなると下記のようなさまざまな悪影響がでてきます。



  • 病気の回復速度が鈍くなる

  • 手術や外傷・床ずれなどの傷の治りが悪くなる

  • 合併症や副作用の発生頻度が高くなってしまう

  • 免疫力が低くなり、感染症の増加・悪化が起こる可能性が高くなる

  • 食べ物や飲み物がうまく飲み込めない「嚥下(えんげ)障害」により、誤嚥性肺炎を起こしたりする


逆に栄養状態が良いと、免疫力が上がって早期治癒・早期回復につながるほか、重篤な合併症の発生率を抑える効果があります。
すなわち、栄養管理をすることで免疫力・筋力低下を防ぎ、合併症の予防や早期復帰の手助けが期待されます。

当院での取り組み

当院ではH14年3月にNSTを立ち上げて以来、数多くの患者さまにNSTを取り入れ、療養生活を サポートしてきました。 NSTラウンドや栄養アセスメント、カンファレンス などを行い、NST適用となった患者さま一人ひとりに合った栄養管理を心掛けています。

病気にあった取り組み

ひとことに栄養管理といっても、NST適用者全員が同じように栄養を摂取するわけではありません。患者さまの身長・体重・性別・年齢は同じでも、わずらっている病気やその状態によって、必要なエネルギー量や必要な栄養素の種類も変わってきます。



  • 褥瘡(じょくそう)の患者さまの場合
    褥瘡とは、いわゆる床ずれのことです。
    褥瘡は傷なので、とにかく十分なエネルギー・ビタミンC・亜鉛・銅・カルシウムに加えて、必要なタンパク質をきちんと摂ることがいちばん重要です。
    決められた栄養を十分に摂ることによって、病気を治す力を高めていきます。

  • 褥瘡治療のNST介入事例はこちら
    患部の写真があります。苦手な方はご遠慮ください。


  • 肝性脳症の患者さまの場合
    肝性脳症は意識障害が起きたり、歩行が不安定になったりする病気です。この病気になった患者さまには必要なエネルギー量の他に、タンパク質の制限・分岐鎖アミノ酸(BCAA)の投与・ビタミンA、Kの十分な摂取が必要です。
よくある質問

NSTにはどんな人が対象になるのかしら?

当院では入院される全ての患者さまに対して栄養状態の評価を行い栄養状態を判断します。ここで栄養状態が悪いと判断された患者さまがNSTの対象となります。


どうして褥瘡(じょくそう)ができてしまうのですか?

褥瘡いわゆる床ずれは、自力で体の向きなどを変えることができない人に起こりやすい症状です。体の向きを変えずにずっと同じ体勢でいることで、体の一部分が圧迫され褥瘡になるケースが一般的です。栄養状態の悪い人は、より褥瘡になりやすいと言われています。

褥瘡(じょくそう)のページへ⇒
無輸血治療プログラム
手術や出血する病気を治療する際、輸血が必要となることがあります。 しかし、肝炎やHIVの感染に対しての不安や、個人的な理由で輸血を望まない患者さまもいらっしゃいます。 当院は、そのような患者さまの意思を尊重した治療や手術を行っています。

治療に対応する診療科
・内科  ・循環器科 ・外科 ・整形外科 ・その他


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