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目次
入院することになったんだけど、病棟ってどんな感じ?
ストレスケアセンターの病棟は、ゆったりとすごしていただけるよう全開放型病棟となっています。
こころがひどく疲れているときには休養することが大切ですが、“いつもの環境”ではゆっくりできないということがほとんどです。 そのため“いつもの環境”から離れ、ゆっくり療養するために入院される方も少なくありません。 そんな方にも肩の力を抜いてゆったりとした気持ちで過ごしていただけるような場所となるよう、スタッフ全員が心がけています。また、デリケートな分野の治療になるため、患者さまやご家族への配慮も、十分に行き届くよう努めています。
どんな人が入院してるの?
福井厚生病院ストレスケアセンターには、専門外来の思春期外来を設けていることもあり、若年層の方が多く利用しています。 また、ゆっくり休養し、少し心が元気をとりもどした時に、日常生活にスムーズに戻れるように、入院集団精神療法(レクリエーション療法)や作業療法など心のリハビリも充実しています。
入院生活では、どんな人がどんな治療を受けるの?
【ケース1】うつ病
- 「仕事・家事・育児などで疲れてしまった」
- 「何もする気が起きない」
- 「体調不良が続く」
【ケース2】発達障害
- 「昼夜逆転でこまっている」
- 「集団生活が苦手だ」
- 「人と交わるのが苦手だ」
【ケース3】ネット・ゲーム依存症
- 「スマホが手放せない」
- 「昼夜問わずゲームをしている」
- 「使用コントロールができずネットを優先してしまう」
全身状態のチェック(採血・脳MRI検査・心電図など)・マインドフルネス療法・認知行動療法・ネット断捨離体験(7日間程度)
【ケース4】摂食障害
- 「過食嘔吐が止まらない」
- 「太るのが怖くて低体重になってしまった」
全身状態のチェック・管理(採血・脳MRI検査・心電図など)・栄養士による食事相談・体力づくりのためのリハビリ・肩こりのマッサージ
家族と一緒に摂食障害の心理状態にについての学習、対応の仕方を学ぶ・家族向け自助グループ、著書の紹介
【ケース5】睡眠障害
- 「日中も眠気が強くて困る・・・」
MSLT(日中の眠気を調べる検査)